2016年6月30日木曜日

2016-06-30(2)








テイクアウト用のボトルを作ったきっかけ。

それは、小さなお子様を連れた育児真っ最中ママさんのご来店でした。

その方は、梅雨の合間の晴の日に、

まだ1歳になるかならないか位の小さいお子様を前に抱き、

もう一人の3〜4 歳くらいのお子様の手を握ってご来店くださいました。

初めてのご来店だったのか、店内に掲示してあるメニューをご覧になり

「飲み物も持ち帰れますか?」と聞かれ、

飲み物もお持ち帰り出来ることを伝えると

スコーンとコーヒーをこれから会う友人に差入したいと話してくださいました。

いつものようにドリンクを作り、

カップを固定する紙の台紙を袋に敷き、

いつも通りの持ち帰りセットをお渡し。

親子のお客様は優しい笑顔で店を出ようとしました。

その時でした!!









2016-06-30






DRICイチオシの冷たい飲み物と言えば、

まずはアイスコーヒー!

従来よりも更に、香ばしさと飲みやすさを追求しました。

ゴクゴク飲みながらも、喉を通る瞬間に焙煎の香ばしさを感じる仕上がりです。

また、アイスコーヒー、アイスカフェ・オ・レメニューに限り、

テイクアウト用のカップがプラスチックカップとガラスボトルタイプの

2種類からお選びいただけます。

ガラスボトルはご来店時に再度ご利用いただけます。

詳しくは店頭にて。

実は、このガラスボトル。

ある事がきっかけで誕生したのです。





2016年6月28日火曜日

2016-06-27



今年は5月頃から暖かったせいか、

アイスコーヒーのご注文も多いですね。

僕自身、今年はアイスコーヒーにはまっており、

毎日「チェック」と称してゴクゴク飲んでいます。

今年の夏は冷たい飲み物に注力してみます。




2016年6月21日火曜日

2016-06-20




マンゴースコーンも完成して、ほっと一息。

回を重ねる事に少しずつ増す、皆様からの期待のお声。

本当にありがとうございます。

マンゴーは、今までで2番目に苦労したスコーンでした。

1番は、去年の冬の期間限定から、レギュラー入りしたベイクドチーズ。

ベイクドチーズは苦労の連続でした。




2016年6月20日月曜日

2016-06-19



久しぶりに青年からの連絡。

「配属決まりました。残念ながら、

希望していた部署ではありませんでしたが、

色んな事をしっかりと学んできます!」

ほんの数ヶ月前は高校生だった青年は

あっという間に立派な社会人へ。

僕自身、色々と刺激されて

忘れていた気持ちを思い出しました。

長崎に帰ってきた時はひょっこり

顔を出してくれるといいなぁ。

待ってるよ。



(完)

2016年6月19日日曜日

2016-06-18




今年の春。高校の卒業式も終わり、

彼が関東に出発する前日。

家族水入らずでの食事だったそうですが、

直前にお店に挨拶に来てくれました。

最後まで礼儀正しく、明るい青年に

終始関心しっぱなし。

きっと新しい環境でも、楽しみながら上手に

やっていけることでしょう。

「配属部署が決まったら連絡します!」なんて、

とても嬉しい事を言ってくれるじゃないか。

連絡が来たのはそれから約1ヶ月ちょっとしてから。


2016年6月18日土曜日

2016-06-17




試験を終えた彼は、お土産と共に再びお店に遊びに来てくださいました。

手応えはまずまず。

そんな彼に、合格の一報が来るまでには、そう長くはかかりませんでした。

高校生活残り数ヶ月の時点でしたが、

既に心は新生活への期待でいっぱいの様子。

僕も高校生の頃はこんなだったかな。

彼の表情を見ると、こっちまで色々な事が楽しみになってきます。

彼が何度も通ってくれるうちに、

ご両親やお姉さんもお店に遊びに来てくださり、

とても素敵な家族だなと一人感激。

年も開け、大雪が積もった1月も過ぎ、

いよいよ高校卒業まで、もう間もなくです。




2016年6月16日木曜日

2016-06-16




再びお店に遊びに来てくださった高校生のお客様。

体育会系で、しっかりした話し方。

シャイな青年でしたが、僕達夫婦ともすぐに打ち解けてくれて、

それからも何度も足を運んでくれました。



「卒業したら進路はどうするの?」と聞くと、

青年は「自分、就職希望です。」と。

彼の将来の夢はパン屋を開くことだそうで、

その修行として関東の老舗ホテルの製菓への

就職を希望しているとのこと。

なんともしっかりした高校生だこと。


そして、高校生最後の夏休みも終わり、

彼の就職試験の日が近付いてきました。






2016-06-15




コーヒーをブラックで飲めるようになりたいという

男子高校生のお客様に、

僕は季節のブレンドを浅めに淹れてお出ししました。

「もしも、飲めなかった場合に」と砂糖とミルクも一緒に。

コーヒーを一口飲んだお客様から、

「これなら飲める!」とお墨付きをいただき、

内心ホッとしました。

また来ますと、嬉しそうに帰って行く後ろ姿を

僕達夫婦は、満面の笑みで見送りました。

それからそんなに日も経ってないうちに、

再びお店に遊びに来てくださいました。





2016年6月14日火曜日

2016-06-14




昨年の夏の終り、フラリと立ち寄ってくれた男性。

聞けば、部活を引退した高校生だそうな。

晴れて引退した彼は、以前から興味のあった

「カフェ巡り」をはじめたらしい。

事あるごとに、某ハンバーガーチェーンに

集まっていた僕とは大違いのおしゃれな趣味。

そんな彼から意外な依頼。

「コーヒーをブラックで飲めるようになりたい」との事。

これは、彼にコーヒーの楽しみ方を教えるチャンス!!

思わずニヤッと笑みがこぼれます。




2016-06-13






今年でDRICはオープンして5年目になりました。

まだまだやりたい事だらけなので、10年、20年と

目指してやっていきたいですね。

小さな店ではございますが、おかげさまで様々なお客様が

ご来店くださいます。本当にありがたいですね。

やはり、場所柄 女性のお客様が多く、男性のみで

ご来店くださるお客様は2割〜3割弱くらいです。

今から約1年半前に「長崎カフェ散歩」という本に

掲載していただきました。発売から数ヶ月経っても

その本を見てご来店いただいたというお客様も多く、

とても反響のあった書籍でした。

夏真っ盛りのその日。一人でご来店された

その男性のお客様も「本を見て」との事でした。

男性と言うよりは、男子と呼ぶ方が正しい位の年齢。

彼は元気でやっているだろうか。








DRIC

長崎県長崎市中園町16-21

095-800-2233

http://www.dricmade.com


SPECIALTY COFFEE/ORIGINAL FLAVOR SCONE/COEDO BEER

2016年6月13日月曜日

2016-06-12






試行錯誤の末についに完成が見えてきました。

マンゴーは、独自の製法でジューシー感を演出。

少し柔らかく、しっとりした生地の中に散りばめた

マンゴーの果肉が、噛むたびにじゅわっと広がります。

少しだけ加えたパインの果肉が、後味を爽やかにしてくれます。

ジューシー感を感じていただくために、

是非温めてお召し上がりください。

温めたマンゴーフレーバーのスコーンと冷たいドリンク。

今年の夏のDRICは一味違う味わいです。

マンゴースコーン、6/18(土)より販売開始です!!

本格的な夏までに間に合って良かったー!!



(完)




DRIC

長崎県長崎市中園町16-21

095-800-2233

http://www.dricmade.com


SPECIALTY COFFEE/ORIGINAL FLAVOR SCONE/COEDO BEER

2016年6月12日日曜日

2016-06-11



ブログでマンゴーを発表してからというもの、

お客様からたくさんの応援のお声をいただきます。

皆様のご期待に応えれるよう試行錯誤を重ねております。

また、スタッフや身内をはじめ、お菓子作りに精通している

色んな方からのアドバイスもいただき、

様々な情報を元に目指す味に近づけています。

ジューシーさを引き出すまで、もうあと少しです!



2016年6月11日土曜日

2016-06-10






やはり、マンゴーは焼菓子に用いると、

甘さ以外の味を非常に感じにくい。

これではイメージしている、フレッシュな甘さとは程遠い。

ただ甘ったるいだけではないか。

マンゴーの甘さを助けつつ、フレッシュ感を出すために、

ドライフルーツをもう一種類ブレンド。

中でも、パインは抜群の相性。

主張はせず、マンゴーの邪魔もしないで、

しっかりフレッシュな仕事をしてくれる。

名脇役ですね。

しかし、まだまだジューシーさには程遠い。

さて、ジューシーなスコーンってどうやって作ろう。

色々と考えていると、ちょっと試したいことが浮かんできました。






2016年6月10日金曜日

2016-06-09



夏に食べたいスコーンを目指して試作を開始。

マンゴーの特徴はジューシーさとフレッシュな甘さ。

それをいかにスコーンに活かせるか。

試作第一号は、残念ながら5点の出来。

もちろん、100点満点中で。

ジューシーさもフレッシュな甘さも全然感じれない。

まだまだ改良が必要。先は長そうです。

次の試作は、まずフレッシュな甘さだけに注目してみようかな。




2016年6月8日水曜日

2016-06-08




雑誌を読みながら、次のスコーンを考えていた時に

思いついたのは、「マンゴー」でした。

今年の夏はマンゴーでいきましょう。

でも、ただのマンゴー味のスコーンなんて面白くない。

通常、「スコーンはポロポロして、口の中の水分奪われる」

と思われがちで、夏にはあまり向いてないというイメージです。

その既成概念を壊すようなスコーンを作りたいと思います。

目指すのは、夏でも食べたくなるスコーン。

ジューシーだけれど、しっかりスコーンになってる。

そこを目指して、今夏の期間限定スコーンの試作がはじまるのでした。





DRIC

長崎県長崎市中園町16-21

095-800-2233

http://www.dricmade.com


SPECIALTY COFFEE/ORIGINAL FLAVOR SCONE/COEDO BEER





2016-06-07



これまで、夏は「レモン」や「柚子」と

柑橘系を中心に期間限定としてきたけれど、

今年はひと味違った夏のスコーンを考えなければ。

スイカ?...ちょっと違うかな。

メロンもスイカと同じく今年は無し。

夏と言えばトマトとか?...ちょっと冒険しすぎ。

思い付いたのはあの食材でした。



2016年6月6日月曜日

2016-06-06




おかげさまで、抹茶とホワイトチョコのスコーンも

たくさんの方からご好評をいただきました。

ありがとうございます! 

抹茶のスコーンも間もなく終了の予定。

さてさて、次のスコーンは何にしようかなと。

もうすぐ本格的な夏が来るから、

それに先駆けて、夏らしいスコーンを作りたいですね...





2016年6月5日日曜日

2016-06-05







大工さんをはじめ、たくさん方の協力に

よって無事に完成。

工事前の写真が消えてしまったので

ビフォーアフターの比較が難しですが、

和室とダイニングの壁を取っ払い、

縁側までも繋げた広々リビングルームは、

光が差し込んでとても明るく仕上がりました。





物件としてはかなり特殊な仕上がりとなりましたが、

施主様にも喜んでいただけて僕も嬉しかったです!  


DRICではインテリアのご相談も承っております。



(完)

2016-06-04





作業場もダウンライトに交換していただき、

壁紙もグレーをチョイス。

シックで大人っぽい空間です。

施主様は、ご自分でアクセサリーを作られており、

なるべく明るくとのご要望でしたので、

これでもかと明るくさせていただきました!


2016年6月3日金曜日

2016-06-03



僕の連絡ミスのせいで、

リビングルームの照明の色味が違う!

こりゃいかんと思い、急いで交換をお願いしました。

しかし、時すでに遅し。

既にライトは全てつけられており、

申し訳ないですが、全て交換をお願いしました。


柱や梁も塗装していただき、

明るくも落ち着いた雰囲気に。

いよいよ完成が見えてきました。


2016-06-02



大工さん達の迅速且つ的確な工事のおかげで

無事に床下の補強を終え、

ダイニングらしき部屋と畳敷きの居間を

つなげて縦長のリビングに変更。

写真左手部分一面にあった押入収納は

真中部分を本棚にして、

両サイドの押入を塞ぎました。

(裏側が納戸のため、納戸側に回って使う扉のない開放型の収納に)

工事も順調に進んでいた頃、

僕はとんでもないミスをおかしてしまいました...



2016年6月1日水曜日

2016-06-01



台所の手前には和ダイニングと思われる縦長の部屋があり、

その部屋と畳敷きの居間が続いているので、

そこをひとつの広いリビングに変更することにしました。

しかし、両方の部屋の端から端までの水平具合を測ってみると、

一番大きなところで、5cmほどの傾きが

ありました。

これでは畳をフローリングに変えても

なかなかの傾斜となってしまいます。

原因を探るため、畳と床を剥がしてみると

なんと、床を支える柱の数が少ないではありませんか。

そこで、大工さん達にアドバイスをいただき

床の補強作業からとりかかることになりました。



2016-05-31




内装や建築に興味のあった僕にとっては

とても嬉しいご依頼でした。

とりあえず、一度見に行かせていただく事に。

長崎市内の閑静な住宅街に佇むその物件は、

住宅前までは車が入らず、階段を上っていかなければなりませんが、

コンビニや郵便局までのアクセスもよく、

とても環境の良いところでした。

施主様に聞いたところ、築40年程の物件とのこと。

確かに古い物件でした。

北向きの斜面地の中腹に建っている関係上、

南側が少し暗くなっていました。

1階にある畳敷きの居間は、以前の所有者の方が南側に納戸を増築したため、

増築された納戸と廊下に挟まれて光がほとんど

入ってこない状態でした。

躯体や床下などはプロの大工さんと

一緒に見ることに。

大工さんもこれなら予算内でいけると思いますとの事でした。

ただ、斜面地で当時の地盤工事のせいか、

床が少々傾いるとの事。

しかし、この傾いているのが

なかなかのくせ者でした。